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哲学

Échapper(エシャぺ)は、実用的かつ健康的で誠実なものづくりへのグローバルな関心の高まりから生まれました。パンデミックを経て、人々はプライベート空間での「自粛生活」を余儀なくされています。ステイホームを快適にするためのこだわり…それはものづくりに対する私たちの真摯な取り組みにも共通します。佇まいの美しいシンプルなデザインや丁寧につくられた質の良い製品は、「社会や環境に良いこと」を実践する取り組みの一環です。

綿密な試作と技術研究に4年の年月を費やし、エシャペはスタートします。私たちのものづくりは、環境にやさしい茶綿や亜麻など、世界中の最高の栽培者から調達された精錬されていない素朴な原料を生かすことから始まります。ボタニカルカラーという植物由来の染色もエシャペの特色。これまでの草木染とは一線を画す染色方法により、鮮やかな色と深みのある表現を可能にしました。環境汚染を可能な限り排除し、染料となる植物などの原料の消費も最小限に抑えています。

公平と協働という理念で、それぞれのパートナーと連携を図りつつ、サスティナブルな製品企画を通して、未来につづく誠実な生産体制のビジョンを広げていきたいと考えています。

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ブランドの基本方針

フォルムと機能

エシャペは、実用性を重視し、抑制されたデザインでありながら、細かいディテールに配慮した佇まいの美しさを大切にしています。「Less and Better」という言葉を念頭にクリーンなデザインを目指します。

エシャペのものづくり

エシャペはものづくりにかかわる人々や工程資源が大切だと考えます。最小限の資源を最大限に生かすことを念頭に環境負担を減らす取り組みを行っています。不可能を可能にすべく、妥協のないオリジナル素材の開発を続けています。

真摯な取り組み

エシャペは、良質なものをより長くご愛用いただきたいと考えます。一部の製品は経年変化による退色をリフレッシュする染め直しサービスを提供します。原料の過剰消費や無駄な廃棄を減らす工夫をしています。

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染色に使用される植物

染めのアプローチ
エシャペのボタニカルカラーは、独自配合でつくられた植物や鉱物由来の染料を使用します。特別な工程を加えることで、通常よりも少ない染料での染色を可能にし、金属系の媒染剤も不要となります。草木染めでは難しいとされていた鮮やかな色の表現や優れた堅牢度が特長です。深みのある3色が基本カラーです。

 

熊笹
深みのある豊かな緑色。日本では山地に自生する植物。葉に含まれる精油成分は殺菌や防腐作用が高いため、昔から薬や食品を包む用途にも使われています。長野県の標高1000m以上の高山に自生した葉を使用しています。

黒松

松の実に似た豊かな茶色。日本では海岸線の防風林として知られています。生命力が強いため、縁起の良い木と目され、古来から盆栽の樹種としても人々に愛されています。福島県の庭師が剪定した枝葉を再利用しています。

伝統的な蓼藍染料に似た深く豊かな濃紺。日本の温暖な地域に自生する常緑樹。美しい葉のついた枝は、日本では古来から神事に用いられ、神社境内に植えられることも多いです。榊の実から抽出される色素が美しい色合いを醸すため、群馬県の榊農家より、特に実のなる時期のものを入手しています。

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風呂敷

製品はすべてリネンの布とひもによって個別包装されています。布で包むという美しい風習は日本人のもつ独特な価値観で、見た目も整然として美しいです。「包」という象形文字が、みごもった母親が胎内のわが子を守る姿を表すように、製品を大切により長くご愛用いただきたいと考えています。社会と環境に配慮したものづくりの一貫として、過剰包装やビニールをに代わって布を使用しています。風呂敷からヒントを得た布は様々な用途で再利用していただけるように、端をきれいに始末しています。