インドで栽培されるスヴィン綿花は、エジプトのスジャータ綿とカリブ海のセントヴィンセントの海島綿の交配種です。一つひとつ大切に手摘みされた綿花は繊維に傷がつかず、なめらかな表面の生地をつくることができます。希少価値の高い超長綿のスヴィンコットンは油分が豊富に含まれ、しなやかでシルクのような風合いが特長です。

栗皮色という独特の色調でふっくらとしたエシャペのブラウンコットン。カリフォルニアのある研究者が開発したこの綿花は、タンニンを特に多く含むため、害虫や病気への耐性が強く、オーガニック農法によって栽培されています。またカラーコットンの難点であった短綿の綿花を長綿に改良していることが特長です。最高級の長綿は、柔らかい風合いと豊かな艶をもち、吸水性に優れています。

世界最古の繊維として知られる亜麻は、他の多くの天然繊維よりもはるかに少ない水とエネルギーで栽培されます。害虫に強いことから農薬を必要とせず、最も環境保全に適した天然繊維のひとつです。フランスやベルギーの温暖な気候と豊かな土壌で栽培された亜麻を使用しています。